デザイナー「ingectar-eが出している『っぽくなるデザイン』という本が気になる。どんな本なのか教えて。」
こんにちは、あおいです。
今回はingectar-eという会社の「っぽくなるデザイン」というデザイン本の感想をレビューします。
ingectar-eさんはたくさんデザイン本を出版されていますが、本当にどれもセンスが良くて、しかも読みやすい・分かりやすいんですよね。
というわけでさっそく参りましょう。
「っぽくなるデザイン」DATA
っぽくなるデザイン 誰でもできるかっこいいレイアウト集
- 著 者:ingectar-e
- 発 行:(株)エムディエヌコーポレーション
- 発 売:(株)インプレス
- 発行日:2020年3月(初版第1刷)
著者のingectar-eは、京都・大阪を中心にデザイン・カフェなどの店舗事業を展開するデザイン事務所。
デザイン素材集やデザイン教本をはじめとする書籍の制作もしており、その数なんと30冊以上。
代表作「けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本」でも有名ですね。
「っぽくなるデザイン」レビュー
では、私が手にして読んだ感想です。
今っぽいかっこよさに溢れた本
「っぽい」デザインといっても色々ありますが、この本ではとりわけ「かっこいい」にフォーカスが当てられています。
そして、「かっこいい」と一言でいっても色々種類がありますが、メンズライクでおしゃれなテイストのかっこよさが提案されています。
メンズのアパレルブランドとかアウトドア、カフェっぽい感じって言えば分かるかな…?
本書の言葉を借りると、下記のような5つのキーワードでまとめられています。
- カジュアル
- シンプル
- 少年性
- 抜け感
- ユニセックス
これら5つのキーワードを念頭に置きつつ本書を見ると、作例が参考になる内容ですね。
この本の良かった点
ガーリーなものより、どちらかというとカッコイイものが好きな私には、とても楽しめる内容でした。
同じように、メンズライクやユニセックスな雰囲気を好む方にはこの「っぽくなるデザイン」、おすすめです。
言葉で伝えるのがなかなか難しいのですが、、、下記のようなキーワードにピンと来る人も買いかなと。
今っぽいデザインの参考になると思います。
この本の今イチな点
ずばり、「中身と表紙のイメージが合っていない」ところですかね。
何も知らずに手に取ると、いろんなテイストのレイアウト提案が見れるのかな?・・・と思ってしまうかもです。
あとは、とてもおしゃれで素晴らしいのですが、おしゃれすぎてあまり実務の参考にはならないかも?
ingectar-eさんの本はどれもセンスが良い
以上、簡単ではありますが「っぽくなるデザイン」のレビューでした。
確かなこととして一つ言えるのは、ingectar-eさんの本はどれもオシャレでとてもセンスが良い。
ついつい、コレクションしてしまいたくなるんですよね。
デザインライフのお供にぜひ。(`・ω・´)ゞ