高井靖弘の茅ヶ崎殺人事件。動機は?家賃滞納で四方洋行さんを逆恨み?
神奈川県茅ヶ崎市で自宅に尋ねてきた男に男性が刃物で殺害された事件。
この事件で高井靖弘容疑者(50)が逮捕されました。
一体どういう理由でこのような犯罪を起こしたんでしょうか。
動機が気になり調べてみました。
高井靖弘の茅ヶ崎殺人事件。概要
事件が起きたのは今月12月20日の午後。
13時すぎに高井靖弘容疑者が四方洋行さんの自宅を訪れ、インターホンを押して呼び出しました。
玄関口で対応した四方洋行さんは高井靖弘容疑者に刃物で襲われ、胸や頭など複数か所を刺されて帰らぬ人に。
四方洋行さんの妻いわく、インターホンに移る容疑者は「面識ない人」だったといいます。
そのため近隣では「怖くて外出できない」などの声が。
ネットでも「まさか無作為に?」など、恐怖の声があがっていました。
しかしその後の捜査で高井靖弘容疑者と四方洋行さんは顔見知りであったことが判明。
四方さんはIT関連の会社に勤務するかたわら2015年から自宅で不動産業を営んでおり、高井靖弘容疑者は四方さんが所有する大阪市内のマンションの借り主でした。
そして高井靖弘容疑者はなんと2017年から家賃を滞納。四方さんから提訴されていたようですね。
退去を命じられたため、犯行に至ったのでは?とのことですが・・・。
殺人の動機は?
当たり前ですが、家賃を長期間滞納したら立ち退きを迫られてもおかしくないですよね。
しかも滞納が2017年からと、かなり長期です。
報道によると、家賃は共益費込みで1ヶ月計4万円だったそうなので、単純計算で約6年とすると288万円です。かなりの額になりますね。
払えなかった、のではなく、あえて「払わなかった」んでしょうか?
だとしたら、高井靖弘容疑者はなぜ家賃を支払わなかったのか?
いつからこのマンションを借りていたのか分かりませんが、家賃を支払わなくなったのがもし仮に途中からだったとしたら、断固として支払わない大きな理由が必要です。
まさか不動産会社側・・・つまり四方さんのほうに何か非があったとでも?
ニュースで四方さんの人柄を見る限り、そんないい加減な仕事をするような人には思えません。
やはり、家賃は払わなかったのではなくて「払えなかった」のではないでしょうか。
それなら、退去を命じられても当然なところ。なぜ殺意が芽生えるのか、思考回路がまったくわかりません。
身勝手、自分勝手にもほどがあります。
もともとクレーマー体質だったんでしょうか。逆恨みとしか言いようがありません。
高井靖弘のプロフィール
どうしたらこうなってしまうのか理解に苦しむところですが、高井靖弘容疑者の人物像はこのようになっています。
●名前:高井靖弘(50歳)
●住所:大阪市城東区
●職業:不明
職業はニュースになっていないので分かりませんが、たしかインターホンに移ったさいは白だかベージュの作業服?を来ていたと見た気がします。
建設業なのか土木・左官業?そのあたりの業種かもしれませんね(憶測ですが)
ネットの意見
気になった声をピックアップします。
今後の参考までにトラブルの内容知りたいものです。ちょっとしたことで、相手の怒りを買い、殺されたらたまったもんじゃない!
ほんとこれ!これしかないです。どうしたらこんなことになってしまうのか?
なんかもう人と接するのが怖くなりますよね。嫌な世の中になったなと思います。。。
いったいどんな恨みからここまでの殺意になるんだろう…
ぜひ心理が知りたいものです。。このご時世、うまく渡っていくためには必要な知識かもしれません。
逆恨みしての行動ということなのだろうが、こんなことが許させるわけがなく、おかしいとしか言いようがない。 2017年から滞納を繰り返している事から、被害者も相当我慢を重ねて訴訟に踏み切る決意をしたように思う。加害者は家賃を滞納したくらい大したことないと考えていたのだろうが、常識の範囲内を超えている滞納をしておいて何を考えているのかとしか言いようがない。 貸主と借主のトラブルは難しい問題でしかもコロナ禍という面があり無職になり収入が途絶えるとこのようにあたりかまわず被害意識を持つ人が今後も出てくる可能性はあるように思います。 家賃が払えないのならば早めに家賃が安い所に引っ越したり、関係機関に相談することもできたはずだ。 家主を逆恨みしてするなど言語道断で、こんなことを許していては家主なんてやっていられないので厳しく処分をしてもらいたいと思います。
結局は逆恨みて事ですか ちゃんと仕事して、払うものは払う 残ったお金で生活をする 当たり前の事が出来ていたなら家賃を滞納する事もなかっただろうし、あげく追い出され逆恨みからの殺人を犯す事も、また被害者の方も殺される事はなかった。。 もしかしたらコロナ禍で仕事を失ったとかの可能性もあるんだろうけど、やはり同情は出来ない 被害者の安易な不動産投資を指摘する人もいますが、全てはこの容疑者の自己中心的な考えから起きてしまった事
本当にその通りです。どんなに考えても、高井靖弘容疑者を擁護する言葉なんて出てきやしません。
こんなふうに逆恨みされたらたまったもんじゃありません。
亡くなられた四方さんはいわゆるサラリーマン大家さんですね。数年前大流行し、関連本がたくさん出版され、銀行も貸し出し先の拡大とこの分野に熱心に取り組んだ。スルガ銀行はその典型。 中古マンションを1棟購入だから億単位の融資を受けたことだろう。管理は業者に任せていたと思うが、家賃4万円という安さのところには、そのレベルの所得水準の入居者が集まる。安いから家賃をきちんと払う人ばかりでない。 借家法は借り主保護の法律なので家賃滞納で即退去ということはできず、借り主が居座ると裁判で明け渡し請求をしないといけない。今回のような事件を起こさないためには、家賃を5年も滞納するような賃借人に対しては、裁判なしで明け渡しを求めることができるよう法律の運用を変えるべき。
家賃滞納で、退去を求める裁判をした経験が有りますが、退去を求められた人は非常に感情的になり、当事者間で対応出来る様な状況では有りません。被害者の方は自信が有るので直接対応されたと思いますが、此処は代理人を立てて対応された方が良かったと思います。裁判で強制執行しても裁判所は判決を出しても明け渡しの執行はしてくれませんので、明け渡しを執行してくれる専門家に任せた方が今回の様な逆恨み的な犯行は回避出来たのでは無いかと思います。
なるほど・・・借家法なるものがあるのですね。知りませんでした。
そういった法律の面からの見直しも必要なのかもしれません。
またこういった相手が感情的になりやすい事業においては、当事者間でやり取りするよりたとえマージンコストがかかっても第3者を仲介してやり取りするほうがリスク軽減になるのかもしれませんね。