収入を増やしたい人「家計のなかの固定費を減らすことが、まず先決だと聞いたんだけど。じっさいにどれくらい節約できるものなの?体験者の声が聞きたいです」
この記事を読んでいるあなたは、毎月の収入を今より増やしたいとお考えですか?
お察しのとおり、それでしたら家計のなかの固定費を減らすことをまずは考えるのが堅実です。
収入を増やしたいからといって、真っ先に副業を考える人も多いですが、副業ってなかなかハードルが高いんですよね。
副業を始めるにしたってスキルを身につける時間も必要になりますし、そうなると「今すぐ安定したプラスの収入」とはいきません。
そこへいくと固定費は高額なものが多いので、ここを見直すだけで一気に数万円を生み出すことができます。
収入を今より増やすことを考えるよりも、支出を減らしてお金を生み出すことのほうが明らかに簡単なんです。
ちなみに私は、固定費を見直して月に4.8万円浮かせることに成功しました。
今回はその経験をお伝えします。何かしらヒントになれば幸いです。
家計における固定費とは
まずはじめに、かんたんに固定費の説明を。
固定費とは、継続して毎月発生する費用のことで、きほん毎月同じ金額を支払います。
家計における固定費といえば、代表的なのは住宅費(家賃やローン)、光熱費(電気やガス)、スマホ代、生命保険や自動車保険などですね。
家計における固定費は、もしかしたら人によって解釈の仕方がちがうかもしれません。
私としては子供の習い事、娯楽系の課金サービスなども毎月コンスタンスに発生する費用なので、家計における固定費としてとらえています。
家計の固定費を減らす→収入アップ!月に4.8万円浮かせた我が家の例
それでは、我が家が固定費を減らして4.8万円プラスにした詳細をお伝えしていきます。
プラスになった4.8万円の内訳は下記のとおり。
- 格安SIMへ乗り換えで12,000円
- 子供の習い事減らして21,000円
- 生命保険見直しで2,000円
- 学資保険見直しで3,000円
- 車の保険見直しで10,000円
順に解説します。
格安SIMへ乗り換えで12,000円
UQモバイルの格安SIMに乗り換えて、12,000円浮かしました。
» ずーっと月額1,980円~(税別)使えるスマホ【UQmobile】
夫婦そろって15年近く利用したauからUQモバイルへ乗り換えて、この4月で丸1年になります。
毎月auに約16,000円払っていたのが、UQの格安SIMにしたら毎月約4,000円に。
格安SIMって登場してかれこれ数年経つと思うんですが、、、もっと早くすれば良かった。
へんなブランド意識や見栄でアホみたいに高い携帯代毎月払ってて、バカとしか言いようがなかったと反省してます。
悪いことはいいませんから、まだ格安SIM使ってない人は今すぐ乗り換えを本気で検討してください。
いや、実のところ私のまわりで格安SIMにしてる人ってほとんどいないんですよ。
それが現実のようなんですけど、ほんとお金をドブに捨ててるようなものですから。
ちなみに、格安SIMでもこの1年なんの問題もありません。困ったことは一度もないですね。
» ずーっと月額1,980円~(税別)使えるスマホ【UQmobile】
子供の習い事減らして21,000円
下の子(小学生女子)が5年間続けたバレエを思い切ってやめました。
月謝は1万円でしたが、ほかに毎月後援会費が3,000円、発表会にかんする費用が毎年10万円ちかくかかっていました。
それらも月換算してプラスすると、この習い事にかかるお金はトータル毎月約2.1万円という計算です。
習い事にかんしては、「お金がこんなに浮いた」ということよりも、精神的な開放感を得られたメリットが何よりです。
「やめたいのに、先生に言い出せない」、「お教室のメンバーに気を使う」などなど、知恵袋をみてると悩みに悩んでいるお母さんがたくさんいますね。
我が家も悩みすぎて、やめるまでには相当時間がかかりました。2〜3年は、いろいろモヤモヤしつつ、ふん切りが付けれなくて続けてましたね。
浮いたお金は高校とか大学とか、将来もっと学費が必要になったときの蓄えにもなりますし、子供がまた本気で「頑張りたい」という習い事にあらたに使えますしね。
余談ですが、今は娘が自分からしたい!とせがんだ「スマイルゼミ小学講座」を始めています。
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!
▼スマイルゼミについては下記の記事でも少し紹介しています(学習タブレットのパートのところ)
» 新型コロナで小学校が休校。子供の暇つぶしは生活リズムを整えてから
生命保険見直しで2,000円
私がJA共済で契約している約4,000円の定期医療を、co-op共済の2,000円のコースに変更しました。ゆえに2,000円のプラス。
しかも、co-op共済に変更したことで保証内容まで手厚くなり一石二鳥でした。
社会人になりたての頃に親にすすめられるままに加入した生命保険。何の疑いも持たず長年払い続けてきましたが、、、もっと早く見直すべきでした。
けっこうややこしいので見直しにはそれなりに体力がいりますが、どこかでふん切りつけて見直さないとぜったいに損します。
余談ですが、生命保険はもう1つ約7,000円のものをJA共済で契約しており、ほんとうはそちらも解約して掛け金の安いものに見直したかったんですが、、、貯蓄も含んだプランのため、今解約すると損してしまうことが分かり断念しました。
ちょっとここで、これから生命保険をあらたに加入するという人にアドバイス。
生命保険(掛け捨て)と貯蓄は、分けて考えたほうが絶対に良いです。
貯蓄が含まれている生命保険は、損得が見えづらいと思うんですよね。途中で解約しようとしたときに不利になりますし(今回の私のように)
なにぶん、保険って素人にはむずかしいものです。
どこかでえいっと本腰を入れて、専門家に相談してしまうのがいちばん手っ取り早いかと。そうじゃなきゃ、自分ではぜったいやりませんから。
» 生命保険のプロであるファイナンシャルプランナーへ無料相談!
「まずは自分で勉強からしてみよう」でも良いと思います。何もやらない人にくらべたら一歩リードできますので。
» 生命保険を徹底比較!!複数の保険会社を比べて選べる
学資保険見直しで3,000円
上の子(高校生男子)の学資保険を見直しました。
学資積み立てつきのJAこども共済で毎月約12,000円払っていたのを解約して、co-op共済のジュニア月額1,000円のコースにしました。
というのも、よくよく見直してみたら、メインが学資とはいえ、そのなかに含まれる生命保険代(掛け捨て部分)が約4,000円近くもありまして、ちょっとした衝撃を受けました。
だって、子供にそんな額の生命保険って、いりますかね?私はいらないですね。
2歳の契約時から、支払ったほぼ全額、まるっと積み立てをしている気でいたのに、、、とんだ勘違いですよね。
というわけで生命保険代だけでみて、4,000円だったのが1,000円になったので3,000円のプラスです。
保険ってむずかしいですね。。。これまでにも見直すタイミングは何度かありましたが、そのたびに先延ばし先延ばしにしてきてしまいました。
今となっては、ホントもったいなかったなあと思います。もう遅いけど。
親の生命保険だけでなく子供の学資保険も、早いうちに見直してみることをオススメします。ほんとうにもったいないですので。
子供の学資保険もファイナンシャルプランナーに相談できますよ。
» 生命保険のプロであるファイナンシャルプランナーへ無料相談!
車の保険見直しで10,000円
私がJAくるま共済で約35,000円支払っていたものを、SBI損保の約25,000円の保険に変更しました。
正直いうと、車でインターネット保険ってほんとうに大丈夫かな…まさかのときには相手のこともあるし・・・と、ちょっと不安でした。
しかし、まさかのときの対応は、あたり前ですがリアルに人がしてくれるので大丈夫です。
おカマを掘られたとき、自宅でバッテリーが上がってしまったときに保険を使いましたが、オペレーターがきちんと対応してくれて何も問題ありませんでした。
ネットで手続きすればそのぶん保険代も安くなりますし、今の時代、車の保険はインターネット損保一択かと。
ちなみに夫はアクサダイレクトに入っていますが、そちらも特に大きな問題は聞いていません。
インターネット損保は年々数が増えていますので、比較してみるのがベストだと思います。
▼自動車保険が一括で見積もり可能なサービス
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以上、我が家が固定費を減らして月に4.8万円プラスにした詳細でした。
我が家がこれから新たに見直し予定の固定費
家計の中で、まだまだ細かいところが見直せると思っています。
これから見直し予定の固定費も、あわせてご紹介します。
- 夫の生命保険
- NTTフレッツ光
- 各種VODサービス(動画配信)
上記のとおり。順にさらっとご説明します。
夫の生命保険
はっきり言って、2万円越えの生命保険を払っている夫がいちばんのムダだと思います。
何年も前から口すっぱく見直すように言っていますが、へんなこだわりを持っており聞きません。
ツイッターに、まさに私と同じ声がありましたので参考までに貼っておきます。。。
家計から固定費減らすべく試行錯誤してんのに無駄な保険を意地でも解約しないクソ。保険がダメならお前のスマホ解約言うたら嬉々として今からショップ行くからだと、もうバカすぎて言葉が出ない。#クソ旦那
— atekushi (@atekushi3) 2019年12月22日
NTTフレッツ光
家の一般電話とインターネット利用のためにNTTフレッツ光で毎月約6,000円近くかかっています。
これが高いのか安いのか?今はいろんな光サービスが各種登場しているので、見直してみる価値は大いにあるかなと思っています。
通信費は家計の固定費の中でも比重が大きいですので、可能な限り出費を縮小したいところです。
とはいえ他社への乗り換えは慎重にやらないと、通信が安定しない・遅い・重いなどの声もネットでよく見聞きします。
SoftBank光とか、どうでしょう。。。プロバイダー料込みで3,800円は安いですよね。
» 超高速インターネットのSoftBank光
「光のりかえ」で調べると必ず名前のあがるNURO光。so-netなんですね。
» NURO光最大12万円以上割引キャンペーン実施中
各種VODサービス(動画配信)
現在の我が家、FODプレミアム、TSUTAYA TV、Amazonプライム、U-NEXTと4つも契約してます。
家族で4アカウントまでシェアできるU-NEXT1本に絞ろうか考え中です。
・・・いやでも、やっぱりAmazonプライムも我が家にはぜったい必要です。
なぜならAmazon echo(アマゾンエコー)で音楽を聞いてるから。
となると、U-NEXTとAmazonプライムの2本立てかなあ。。。
U-NEXTは13万本以上の映画やドラマが見放題で、アニメあり、漫画あり、雑誌も読める、オールマイティなVODサービスです。
» 「U-NEXT」
Amazonプライムも、500円という安さで家族みんなのメリットが大きすぎる、とてもお得なサービス。
» Amazonプライム
というわけで、以上です。
我が家が具体的にどの固定費をいくら減らしたのかお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
ひとつひとつ家計を見直してみると、けっこう大きく節約できることがお分りいただけたと思います。
また、記事後半の「これから見直そうと思っている固定費」についても、おそらく本気で取り組めば、数千円は軽く浮かせられるはずです。
それぞれのご家庭で、知らず知らずのうちに毎月そのままにしてしまっている固定費(支出)も多いかと。
特に共働き家庭だと、忙しさにかまけてなあなあになっている場合もありますので(我が家のことです)。
繰り返しになりますが、あらたな収入を生み出そうと思うと相当大変です。
手っ取り早く固定費を見直して、プラスの収入を生み出すことをぜひ考えてみていただけると幸いです。