こんにちは、あおいです。
グラフィックデザイナーとして働きたい人 「グラフィックデザイナーになりたいです。一通り基礎は学んだので、あとは就職して実務をこなしつつ経験を積みたいですが、就職先探しにハローワークを利用するのってどうなのかな。特殊な職業なので、やっぱりデザイナー向けの求人サイトとかを利用するほうが良いんでしょうか。ハローワークならではのメリットもあれば知りたいです」
今回はこんな悩みに答えます。
この記事を書いている私は、グラフィックデザインの仕事をしてかれこれ20年。転職を数回繰り返しましたが、そのうち半分はハローワーク経由でした。
先にネタバレすると、デザイナーのような専門職であってもハローワークで就職先は探せるし、それなりにメリットもあります。
というわけで、記事前半で「ハローワークでグラフィックデザイナー職を探すメリット」をお伝えしつつ、後半では「そもそも本気でグラフィックデザイナー目指すのなら、一番大切だと思うこと」をお伝えします。
それではどうぞ。
グラフィックデザイナーになるためにハローワークで職を探すメリット
メリットは2つあります。下記の通り。
- メリット①:ハローワークにしか出ていない求人が探せる
- メリット②:地元に密着して求人が探せる
順に解説します。
メリット①:ハローワークにしか出ていない求人が探せる
「デザイナー向けの求人サイトのほうが色々探せそう」と思うかもしれませんが、案外「ハローワークにしか出ていない求人」もあったりします。
またその逆も然りなので、当たり前のことで申し訳ないのですが、、、一つのところに執着するのではなく、求人が探せる可能性があるところはすべて視野に入れるべきです。
もちろんタイミングの問題もありますが、、、可能性は少ないより多いほうが良いですよね。
余談:事務系など思わぬところにデザイン職が隠れている場合あり
たとえば「事務系総合職」という名目で、仕事内容を見ると「自社のカタログ作成」とかなっている場合ですね。
デザイナーとかグラフィックデザイナー、DTPデザイナー、DTPオペレーターなどの言葉にこだわらずに見ていると、思わぬところでデザイン職につながる求人に行き着く場合があります。
メリット②:地元に密着して求人が探せる
「地元で就職したい」という希望が特に強いのなら、ハローワークをうまく利用するのは断然アリです。
経験談:私の利用の仕方
私が過去にハローワークを利用した際の話を少し。
私の場合、デザインの専門学校を卒業後は、地元での就職を希望していました。
地方なので、ある程度の規模のデザイン会社って数が知れてまして、「就職するならここくらいかな…」というのは大方自分で把握してました。
そのうえで、あるときハローワークへ行ったのですが、、、目星を付けた、その会社の求人は出ていない。
他に出ていたデザイン系の求人も検討しましたが、自分が目星を付けた会社を超える魅力のあるような求人はなく、窓口の職員の人に頼んで、ダメ元でその会社に問い合わせてもらったところ・・・
なんと、面接をしてもらえることになり、結果としてその会社に就職することに。
こんな感じで、私の場合「ハローワークを利用するメリット」は十分ありましたね。
もちろん、たまたま良い職員の人に当たったということや、その会社が「来るものは拒まず」的な体質の会社だったから、ということもあるとは思いますが。
本気でグラフィックデザイナー目指すのなら一番大切なこと
自分の足で情報を稼ぎ、アタックすることです。
具体例:電話帳で調べて直接電話をかける
私がハローワーク利用の際に同時にやっていたことがありまして、それは「電話帳でデザインと名のつくところを手当たり次第ピックアップして、気になるところに直接電話をかける」ということです。
自分で電話アタックすると、以下のようなメリットがあります。
- うまくいけば、そのまま面接を取り付けることができる
- 界隈の業界の事情が分かる
- 横のつながりで、別の会社を教えてくれる
上記の通り。親切なところにあたると、色々と教えてくれたりします。
もちろん、冷たく門前払いを食らうこともありますが・・・そこはめげずです。
遠慮していたら、何も始まりません。最低限マナーに気をつけて、アタックするべしです。
あと、自分で電話してみて面接までには至らなかったけど、あらためてハローワークを通してみたら面接が叶ったとか、またその逆もないとは言い切れませんよ。
タイミングや縁もあると思いますし、実際何がきっかけで好転するかは分からないので、とにかく行動あるのみです。
というわけで、今回は以上です。
本気でグラフィックデザイナーになりたいなら、デザイナー向け求人サイトやハローワークを活用しつつ、自分でやれることはすべてやってみることを強くおすすめします。