こんにちは、あおいです。

グラフィックデザイナーを目指そうとしてる人「グラフィックデザイナーを目指そうと思ってるんだけど、デザイナーの仕事って大変って聞くし、迷ってます。。。やっぱりデザイナーって大変なのかな。何がどんなふうに大変なのか、グラフィックデザイナーの生の声が聞きたいです」
今回はこんな疑問に答えます。
この記事で分かること
- 【結論】グラフィックデザイナーは大変です
- グラフィックデザイナーの仕事は大変だけど、使命感が半端ない件
この記事を書いている私は、現在メーカーのインハウスデザイナー。もともとはデザイン事務所や印刷会社で働いており今に至りますが、なんだかんだでデザインに携わった年数は20年目に突入しました。
これまで一通り酸いも甘いも経験してきたつもりですが、お察しの通り、はっきり言ってグラフィックデザイナーの仕事ってかなり大変です。
けれど、決して大変なだけじゃない部分も大きいので、、、がっかりせず読み進めていただければと思います。
【結論】グラフィックデザイナーは大変です
大変か大変じゃないかって言ったら、はっきり言って「大変」です。
とはいえ、そもそも世の中そんなに楽な仕事なんてないと思いますので、仕事が大変なのはある意味当たり前なのかもです。
それを前提とした上で、私が感じるグラフィックデザイナーの大変さは、次の通り。
- ①デザインには答えがない
- ②常に自分との戦いである
- ③時間で換算できない
- ④職種に対する理解が得られにくい
順番に説明しますね。
①デザインには答えがない
まずはこれ。デザインには、正解がありません。これが一番なんじゃないかなと。
そこがデザインの良いところでもあるわけですが、ゆえに大変なところでもある。産みの苦しみとでもいったところでしょうか。
②常に自分との戦いである
正解はないけど、良いデザインには必ず理由がありまして、何も意図しないものはデザインとは呼びません。
なので、自分がデザインするものにも当然、必ず意味付けが必要です。
「なぜこのデザインなのか?」を常に繰り返し自問自答し、目の前のものを最善とするのは、わりと毎回自分との戦いです。
③時間で換算できない
これもまた厄介なことで、デザインは机に何時間向かえば生み出せる、という単純なものでもありません。
驚くほどトントンとスムーズにいく場合もあれば、何時間やってもだめ、どれだけいじくりまわしても全然だめ、、、という時もあります。
仕事なのでもちろん納期は必ずあり、うまくいかない時はほんと焦りまくりです。
④職種に対する理解が得られにくい
なんというか、デザインというものを全く知らない人からは、「パソコンでお絵かきするのが仕事なんて楽しそう」とわりと本気で思われている気がします。
「お絵かき=趣味や遊び。その延長でしょ」というイメージでしょうか。。。
決してお絵かきしているわけじゃないんですけどね。悲しいですが、誤解はまぬがれないようです。
グラフィックデザイナーの仕事は大変だけど使命感が半端ない件
グラフィックデザイナーの仕事ははっきり言って大変ですが、そのぶんやりがいというか、使命感も大きいです。
大げさに聞こえるかもですが、、、言いすぎではないと思います。
なぜかというと、自分が作り出しているものは単なる紙面ではなく、クライアントとそのお客さんとの間のコミュニケーションツールだからです。
- イベントのポスターを見てお客さんがたくさん来てくれた
- 新商品を訴求するチラシを打ったら予想以上に売れた
上記は一例ですが、こんな感じで自分のデザインしたものがクライアントのお客さんの心をとらえ、クライアントの希望を叶えて感謝されるわけなので、やりがいとしてはとても大きいですね。
まとめ:大変ゆえにやりがいも大きいのが、グラフィックデザイナーの仕事です
お伝えしたかったことをもう一度おさらいしておきます。
- グラフィックデザイナーの仕事ははっきり言って大変です。
- なぜかというとデザインに正解はないし、良いデザインを生み出すには常に自分との戦いだから。
- 時間に換算もできないし、この職種は周りに理解されにくい。
- とはいえ、そのぶんやりがいや使命感を持って取り組むことができる。
上記のとおり。
グラフィックデザイナーの何が大変かって、細かいことは他にももっとたくさんありますが、この仕事の本質に結びつくような部分で、今回大変さをあげてみました。
結局何が言いたかったかといえば、グラフィックデザイナーは大変だけど、そのぶんやりがいや使命感が大いにあるよということです。
ということで以上です。この記事が、グラフィックデザイナーを目指そうと思っている人のお役に立てたら幸いです。