こんにちは、あおいです。
グラフィックデザイナーとして将来働きたい人「グラフィックデザイナーって髪色は、どんな色でもOKなのかな?憧れのデザイナー職に就けたら、髪型も思いっきりモードにキメたいです。職業柄、髪色やヘアスタイルの自由度が高そうな印象ですが、実のところどうでしょうか」
今回はこんな質問にお答えします。
この記事を書いている私は、グラフィックデザイナー歴約20年。デザイン会社・印刷会社を数社経て、現在はメーカーでインハウスデザイナーをしています。
結論はタイトルそのままなのですが、グラフィックデザイナーの髪色の自由度については、結局は勤め先によりけりでして、私も過去には、「金髪」から「ほぼ黒髪」まで経験しています。
以下にて、詳しくご説明しますね。
グラフィックデザイナーの髪色の自由度は勤め先によります
結局は勤め先によりけりですね。
許容範囲は勤め先によって違う
髪色はきほん自由なところが多いですが、とはいえ自由“度”というのはやはりあります。
分かりやすくするために、私がデザイン会社に勤務していたときの髪色を、2社を例に比較してみます。
- デザイン会社A
髪色規定:なし
実際にしたMAXの髪色:金髪(ハイブリーチ) - デザイン会社B
髪色規定:なし
実際にしたMAXの髪色:12番くらい
上記の通り。
どちらも同じような規模のデザイン会社で、服装はもちろん、髪色の規定もなかったです。
A社の場合は、仕事さえちゃんとすれば「何でもOK!」という感じでしたので、若気の至りもありましてハイブリーチしてたこともありましたが、B社の場合は何となく、そこまでできる雰囲気ではなかったですね。
入社後に、社風や雰囲気を汲み取るしかない
グラフィックデザイナーをこれから目指す人が、言ってみればどれくらい「髪を奇抜にしたい」のかにもよるとは思いますが、結論としては「入社後にどの程度髪色をいじれるのか、自分で感じ取るしかない」という感じかなと思います。
そこの社風というか、許容範囲を自分で感じ取って、加減するのがよいと思いますね。
印刷会社勤務やインハウスだと制限されることも
デザイナーとして入社するのが印刷会社やインハウスだと、最初から制限されることもありますね。
印刷会社の場合、デザイン担当であっても「工場の一員」という感じになるので、髪色云々というよりも作業服を着ないといけなかったり、ネイルはダメだったりということも。
インハウスデザイナーの場合もしかり。現に今、メーカー勤務・インハウスの私は、制服は着用だし、髪色は6番までに制限されています。
もともと髪色制限はありませんでしたが、お偉い方が変なところにこだわり始めたみたいです。最初は良くても、会社の方針が途中で変わることもあるので、注意が必要ですね。
髪色を気にするよりも、まずはデザイナーの腕を磨きましょう
「どこで働くかによって髪色の自由度が異なる」ということはありますが、とはいえデザイン業は、一般的なサラリーマンに比べたらわりかしラフといいますか、、、自由ではあると思います。
なので、「デザイナーだし、髪色はおしゃれにしたい!」という気持ちも分かりますが、私としては、髪色を気にするよりもまずは早く仕事を覚えて、一人前のデザイナーになるために頑張ってほしいですね。
最後に内容をちょっとおさらいしておきます。
- グラフィックデザイナーの髪色の自由度は、勤め先によって違います
- きほん髪色自由なところが多いが、とはいえ許容範囲は勤め先ごとにある
- 印刷会社やインハウスだと制限が大きい場合も
- 髪色を気にするよりも、デザイナーの仕事を覚えることに力を入れよう
今回は以上です。
髪色のことを気にするのはほどほどにして、デザイナーとしての腕を磨くことに力を入れましょう(`・ω・́)ゝ