【決定版】グラフィックデザイナーに向いている人・向いていない人

DESIGN

こんにちは、あおいです。

グラフィックデザイナーという職業が気になっている人「グラフィックデザイナー目指そうかと思うけど、果たして自分に向いているのかな。向いていなかったら目指してもムダかもだし、、、。どんな人がデザイナーに向いているのか知りたいです」

このような疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 【決定版】グラフィックデザイナーに向いている人・向いていない人
  • 自分はデザイナーに向いていないと思う人のよくある勘違い

この記事を書いている私は、グラフィックデザインの仕事を続けて約20年。現在はメーカーでインハウスデザイナーをしています。

この仕事が向いている・・・と自分で言うにはちょっとはばかられますが、ここまで続けてこれたということは、ある意味自分がこの仕事と「うまく付き合ってこれたから」なのではないかと、そこだけは自負しております。

そんなことを踏まえつつ、私がこの仕事とうまく付き合えた要因、つまり向いているとしたらこういう部分かな、ということをお伝えします。

これからグラフィックデザイナーを目指したいと思っている人に、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

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【決定版】グラフィックデザイナーに向いている人・向いていない人

どんな職業にもざっくりと向き・不向きがありますが、、、デザイナー業もご多分に洩れずですね。それぞれみていきます。

グラフィックデザイナーに向いている人

  • その①:コミュニケーションが取れる
  • その②:粘り強い
  • その③:細かいことが好き
  • その④:探究心がある
  • その⑤:人の意見が聞ける
  • その⑥:PCに頼りすぎない

上記のとおり。順に説明します。

その①:コミュニケーションが取れる

当ブログ内で何度も話題にしていますが、グラフィックデザインとコミュニケーションというキーワードは切っても切れない関係です。

ことに、デザイナーがうまく自身のコミュニケーション能力を発揮することで、最終的に目指すデザインの8割方は決まってくるのではないかなと。

  • クライアントは制作物に何を求めているのか、話をよく聞く
  • 紙面を手にする人はこれを見てどんなふうに感じるか、イメージを膨らませる

デザイナーってパソコンに向かって黙々と作業して、自分ひとりでオリジナルな世界を表現できる・・・みたいにこの職業のことを思っていたら、はっきりいって勤まりませんよ。

その②:粘り強い

トントン拍子に思考が整理されて、スムーズに作業が進み、デザイン一発OK!みたいなことって滅多にないです。

頭に思い浮かべているものがあってもなかなかうまく表現できなかったり、なんとかまとまったと思ってもクライアントから度重なる修正依頼があったり、、、グラフィックデザイナーの仕事は、踏ん張りどころが多い。諦めずに作業を継続する根気がいります。

PCに張りついて万年運動不足のくせに、ある意味体育会系並みの根性が必要かも。

その③:細かいことが好き

グラフィックデザイナーの仕事って「スタイリッシュ」とか「スマート」などのイメージを世間から持たれているかもしれませんが、実際はまったく違って、とにかく地味で泥臭いです。

仕上がりの印刷物からは想像もできないような地味で細かいことを、ひたすら地道にコツコツ作業してようやくデザインが完成するものなので、そういった細かい作業が好きでないとこの仕事は厳しいかなと。

その④:探究心がある

グラフィックデザインって、言ってみれば「モノ」を作るのと同時に「コト」を生み出していまして、例えばイベントのポスターだったら、デザイナーの仕事としてポスター自体を作成することは当たり前。

そうではなくて、「ポスターを見た人が興味を示し、実際にイベントに参加する」というアクションを生み出すところまで考えるのがデザイナーの真の役割でして、そのためにはどうしたら良いか、物事を深く突き詰める力が必要になってきます。

物事の上っ面だけを見るのではなくて、「これはなんでこうなるのか?」とか「これがこうなったらどうなる?」など、考えを巡らせることが大切ですね。

プライベートでは少し理屈っぽいところが玉にキズ?

その⑤:人の意見が聞ける

そもそもデザインに正解はありませんが、、、良いデザインを生み出すためには、物事を多角的に捉えることが必要でして、一つの考え方に凝り固まってしまうとなかなかうまくいかなかったりします。

ですので普段から自分の意見だけに固執せず、「こんな考え方もあるんだ」と人の意見にも素直に耳を傾ける姿勢というのが大切なんではないかなと。

色んな捉え方を知ることによって、自分の考えを再認識できる場合もありますよね。なので、なんでも人に流されれば良いという意味ではないです。

その⑥:PCに頼りすぎない

今ではグラフィックデザインといったらほぼPCを使って制作するのは当たり前ですが、よくある勘違いとして、「イラレとフォトショが使える人=デザイナー」というのは間違いです。

PCやイラストレーター・フォトショップといったデザイン系ソフトは、デザインをするうえではあくまでも「道具」に過ぎないので、そういった道具に頼りすぎてばかりいるのは全くもってNG。

それ以前に、デザインの何たるかといいますか、法則や理論がしっかりと把握できていて、それにのっとった考え方ができる人がグラフィックデザイナーですね。

グラフィックデザイナーに向いていない人

グラフィックデザイナーに向いていない人は、早い話上記であげた「向いている人」と正反対の人、ということにはなりますが、、、ひとつ思いついたので書いておきます。

グラフィックデザイナーに向いていない人は、「自分大好き」な人です。

どういうことかと言いますと、つまり自己中ということですね。上記「向いている人」のところであげたコミュニケーションのことや、人の意見が聞けるかどうかということとも被りますが、、、

相手の立場になって物事を考えたり、どうやったら相手に喜んでもらうことができるのか?を考えることができない人は、良いデザインは生み出せないと思います。

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自分はデザイナーに向いていないと思う人のよくある勘違い

次のとおり。

  • その①:イラストが書けない
  • その②:センスがない

順に解説します。

その①:イラストが書けない

グラフィックデザイナーだからイラストも書けないとダメ、ということでもないです。現役のデザイナーでも、皆がみんなイラストが書けるわけではありませんし、イラストはあまり得意じゃないという人も多いはず。

もちろん、書けるに越したことはないですが、、、とはいえ、イラストレーターはイラストレーターで職業が確立されているわけですからね。ちなみに私も、イラストはそんなに得意なほうじゃないです。

というわけで、イラストが書けないからグラフィックデザイナーにはなれない、ということではありませんのでご安心を。

その②:センスがない

これもよく勘違いされることですが、センスって、多分アーティスティックな感覚のことを言っているのだと思いますが、、、そもそもグラフィックデザインはアートではないですので、そういったアート的な感覚でできるものではありません。

グラフィックデザインに必要なセンスというのは別にありまして、それがいわゆるデザインの理論だったり法則にのっとった見せ方だったりします。

そういったセンスは、もちろん生まれつきの素質も多少は関係してくるかもしれませんが、この仕事に関しては、経験を積み重ねるなかで身に付き、磨かれるものです。 初めからセンスバッチリ!なんてことはないですので、気にしなくて大丈夫です。

というわけで今回は以上です。

この記事を読んで、「やっぱり自分にはグラフィックデザイナーは向いていない」と思った人もいるかもしれませんが、、、すみません、えらそうなことを書きましたが、結局私も「振り返ってみるとこれが良かったのかも」と今だからこそ思えるだけで、最初から「向いている」という条件がすべてそろっていたわけではないですからね。

ですのでグラフィックデザイナーに興味があり、本気で目指したいと思うのなら、まずはこの世界に飛び込んでみるのも良いのではないかと思います。

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