こんにちは、あおいです。
激務で最近鬱憤が溜まっているグラフィックデザイナー「グラフィックデザインやっててなんか疲れてきた。ちょっと息抜きにデザイナーあるあるで激しく同意したい。」
今回はこんな事を書いてみます。
この記事を書いている私は、何だかんだでグラフィックデザイナー歴20年ほど。現在はインハウスデザイナーとして働くフルタイム主婦です。
20年やってもいまだに感じる、私のデザイナーあるある。
はっきり言ってかなり重傷、かつ愚痴っぽいですが、毎日業務に精を出す同業者の方なら、分かっていただけることばかりではないでしょうか。
それでは暇つぶしにでも、どうぞ。
経験年数20年が語る、グラフィックデザイナーあるある。まとめ【10選】
下記のとおり。
- 職業名を言うのが恥ずかしい
- 芸術家と思われている
- 仕事が楽そうと思われる
- なんか作ってと言われる
- 頭の中で⌘(コマンド)Z
- エクセルが出来ない
- 猫背が直らない
- コーヒーがやめられない
- つねに焦燥感・劣等感と隣り合わせ
- なんかいつも消化不良
職業名を言うのが恥ずかしい
職種について、「デザイナーです」とはなかなか言いづらいです。
ママ友付き合いでも近所付き合いでもそうですが、「仕事なにやってるの?」というような会話になることって、普段の生活の中で意外にありますよね。
デザイナーと名乗ることに、どうしても気恥ずかしさが出てしまいまして、私の場合、どれだけ年数を重ねても無理ですね。ちっとも慣れません。
芸術家と思われている
仕事内容については、詳しく説明するのも難しいので、「Macを使ってデザインをして、チラシとかを作ってる。」と、ざっくり説明をするのが精一杯。
するとなぜか、絵描きとかイラストレーターだと思われてしまうことが多いですね。
「デザイン」という言葉が、どうしてもアートとかを連想させてしまうようですが、、、すみません、芸術家なわけないです。
仕事が楽そうと思われる
仕事なのに、「お絵描きして半分遊び」みたいに思われることが多いようでして、、「楽しそうで良いよね〜」と言われることも。
いやいや、そもそも私、イラストはそんな得意じゃないんです・・・。書かざるを得ないときはむしろ、相当必死です。
否定したくても、「何がそんなに大変なのか」を説明するのも難しい気がします。
なんか作ってと言われる
パソコンでデザインができるということで、プライベートで紙類の制作を頼まれることがちらほらあります。
困るのは、「お任せするから、なんか作って」というような感じで、パパパっと簡単に出来ると思われているようですね。
もちろんサービスで。有償というあたまはないっぽいです。。。
頭の中で⌘(コマンド)Z
これはもう本当に職業病だと思うのですが、普段の生活の中で、「⌘(コマンド)Z=取り消し」を頭で連想してしまうという。
どんな場面か説明が難しいのですが、何か作業をしていて、手順を間違えたときとか、失敗したときですかね。「あ、しまった」という時。
状況をひとつ前に戻したいときに、パッと頭に⌘Zが浮かんでしまいますね。(戻るわけないけど)
エクセルが出来ない
会社員をしていると、デザイナーであってもグラフィック以外の事務的な作業というのは少なからず発生します。
オフィスの事務作業といえばエクセル。エクセルできれいな表を作成できる人って、本当に尊敬します。。。羨望の眼差し。
自分はエクセルで作業を始めても、すぐ挫折して、イラレで作ってしまいます。(余白がないのがまず無理すぎる)
猫背が直らない
デザイナーでなくともデスクワークをする人共通の悩みだとは思いますが、座りっぱなしによる姿勢の悪さがハンパない。
これはもう職業病なのかもしれませんが、猫背はおそらく体のあちこちに弊害をもたらすので何とかしたいですね。
「立ち姿勢の正解が分からない」んですよね。。。(姿勢良く真っ直ぐ立っているつもりでも、おそらく真っ直ぐじゃない)
コーヒーがやめられない
デザイン作業のお供といえばコーヒー。しかしコーヒーって良し悪しかなと思っておりまして。。。
というのも、「コーヒーは体に良い」という情報が話題に上ったかと思えば、真逆の「体に悪い」という話題になったり、「結局どっちなの?」という感じだからです。
正体不明な飲み物なら飲まなければ良いのですが、、、なかなかやめられませんね。
つねに焦燥感・劣等感と隣り合わせ
はたから見れば黙々とMacに向かっているように見えても、内心は焦りでいっぱいです。
デザインのアイデアがうまい具合にまとまって、作業がスムーズに進むなんてラッキーなことはそうそうありません。
うまくデザインできなくて焦ると同時に、油断すると「やっぱ私なんて…向いてないのかも。」などと後ろ向きな気持ちになることなんて、しょっちゅうです。
なんかいつも消化不良
デザインには正解がありません。ゆえに、自分で筋道立てて納得して、結論(=良いデザイン)まで導き出さないといけません。
しかし、正解がないがゆえに、「本当にこれが最善か・・・?」ということをいつも考えてしまいます。
デザインの最中というか答えが出るまでは、自分に対するモヤモヤがすごいです。身も心も消化不良ですね。
いろいろあるけど、これからもデザイナーを続けます
というわけで、今回は以上です。
グラフィックデザイナーになって苦労とか大変なこととかいろいろありますが、今のところリタイヤする予定はありません。
なかばいろいろ割り切って(諦めて?)、これからもデザイナーを続けていきます。