【経験談】グラフィックデザイナーは学歴がなくてもなれる3つの理由

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こんにちは、あおいです。

グラフィックデザイナーになりたい社会人「グラフィックデザイナーになりたいけど、すでに社会人で学歴がありません。大学とか出てなくてもグラフィックデザイナーになれるのか、教えてください。」

今回はこのような悩みについて。

この記事を書いている私はグラフィックデザイナー歴約20年。現在はインハウスデザイナーとしてメーカーで働くフルタイム主婦ですが、学歴なしでもグラフィックデザイナーになれました。

※正確には、1年間だけデザインの専門学校に通っていますが、控えめに言って大した学歴でもないですm(_ _ )m

この記事で分かること

  • グラフィックデザイナーは学歴がなくてもなれる3つの理由
  • グラフィックデザイナーにとって学歴よりも大切なこと

結論はタイトル通りなのですが、、、本編では「なぜ学歴がなくてもグラフィックデザイナーになれるのか?」を深掘りするとともに、デザイナーを目指す人が、学歴を気にする前に大切にしてほしいことについてお伝えします。

それではどうぞ。

目次

グラフィックデザイナーは学歴がなくてもなれる3つの理由

下記の通り。

  • 理由①:実力が第一の職種である
  • 理由②:一流の仕事はほんの一握り
  • 理由③:デザイナーは独学でもなれる

順に解説します。

理由①:実力が第一の職種である

たとえどんなに高学歴であっても、グラフィックデザイナーの仕事は実務がこなせなかったら意味がありません。

大学などでデザインを学んだとしてもそれは基礎にしかならず、デザイナーとしての真のスキルは実際の現場でしか身につけられないからですね。

もちろん、学校で学んだことは無駄にはなりませんよ。ただし、学校で学んだからといって、現場で本領が発揮できるかどうかはまた別の問題です

グラフィックデザイナーになるには資格も不要ですからね。学歴がなくたって、一人前に現場の仕事がこなせるならそれでOKです。

理由②:一流の仕事はほんの一握り

デザインの仕事ってそれだけで専門職ではありますが、その中でも一流の部類の仕事となると、ごくごく一部のみです。

一流の仕事をしたいとなると、超大手の広告代理店や、大企業に入らないとまず無理なので、どうしても学歴は必要になってくるでしょうね。

そもそも採用条件が、四大卒以上とかが多いはずなので・・・

とはいえ、第一線で働くプロになりたいというわけではないのなら、別に学歴を気にする必要もないと思います。

理由③:独学でもなれる

繰り返しになりますが、グラフィックデザイナーは資格がなくてもできる職業です。つまり、資格を取るために必ず学校に行かないとダメ、というわけでもありません。

私は1年間デザインの専門学校に通いましたが、今の時代だったら別に学校に行かなくても、その気になれば独学でデザインの基礎をマスターすることは可能だと思います。

これだけネットが普及していれば、ググれば何でも調べられますし、SNS主流の時代なので、同じような仲間と情報交換したり、助け合ったりできる時代ですからね・・・

独学でグラフィックデザインを勉強して、独立してフリーランスになっている人もたくさんいますよ。

デザインの現場に入ったら、学歴はまったく関係なし

というわけで、グラフィックデザインの仕事に関しては、学歴を気にする必要はほぼなしですね。

私は20年この仕事をやっていますが、現場で学歴がネックになったり、同僚や業界の横のつながりの中で、自分の学歴をコンプレックスに感じた記憶がありません。

つまりは、くどいようですが、「実務がこなせればまったく問題なし」ということですよ。これに尽きます。

グラフィックデザイナーにとって学歴よりも大切なこと

現場の仕事をこなしていくために、学歴よりも大切なことは下記の通り。

  • ①:相手の話をよく聞く、コミュニケーション能力
  • ②:問題を浮き彫りにして、解決へと導く努力

順に詳細を解説します。

①:相手の話をよく聞く、コミュニケーション能力

グラフィックデザインの仕事には、何といってもコミュニケーション能力が必須です。

というのも、どういった成果物が欲しいのか、クライアントからヒアリングをしなくては制作できないからですね。

何の目的で、誰に向けて、どういったものを作成する必要があるのか、またその期限はいつなのかなど、デザインするにあたって確認しないといけないことはたくさんあります。

例)自宅でクッキング教室を開催しているクライアント。2ヶ月後の親子クッキング教室に足を運んでもらうために、小学校低学年の子を持つ親をターゲットにした折り込みチラシを入れたいので、来月には印刷を完成させたい。

デザインと聞くと、黙々とPCに向かって作業するものだという印象を持たれることが多いですが、コミュニケーション能力はかなり重要ですね。

②:問題を浮き彫りにして、解決へと導く努力

クライアントから十分ヒアリングをしたら、そこからがデザイナーの腕の見せ所です。

どうやったら、クライアントの希望する目的が果たせるのか?、そのために問題とすべきことは何か?。これらを明らかにしてこそ、良いものが出来上がります。

先ほどの例だと、たとえば「自宅で開催の教室が初めての人には抵抗があるかも。まずは行きやすい雰囲気をアピールすべき」とか、「乳幼児の兄弟がいるから参加をためらう人もいるかも。同伴OKにしないかクライアントに提案してみよう」などなど。

紙面の色味だとかテイストなどのデザインテクニックよりも、まずはクライアントの問題を浮き彫りにして、そのうえで具体的な成果物に導く提案力が大切です。

大切なことは、徐々に身につけよう

すみません、後半部分でお伝えしたことは、実際にデザインの仕事をするようになってからでないと、よくイメージができないかもしれません。

でも、実務をこなすうえで本当に大切なことは、グラフィックデザイナーになってから徐々に身につければOKなので、大丈夫ですよ。

えらそうなことを言っていますが、私だって初めから細かい気づかいが出来たわけではないですからね。場数を踏んで、いろんな経験を積めば、徐々に身についていくものだと思います。

とはいえ、今回お伝えしたことを頭の片隅に置きつつ、グラフィックデザインを学んでいただくと、デザイナーへの道のりもスムーズなんじゃないかなと。

初心者には、こちらの本がおすすめ

これからデザインを一から学ぶという方には、下記の本がおすすめです。

「デザインの何たるか」が、これでもかというほど分かりやすくまとまっており、経験者の私も思わず「なるほど」と目からウロコがボロボロ落ちました。今のところ、これに勝る本はないですね。

というわけで、今回は以上です。

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